県内では、きのう11月4日からけさにかけてクマの目撃が相次ぎました。

山形市の高校近くでも確認されています。

「今回のクマは、先日目撃があった東海大山形高校の橋を挟んだあちらの河川敷で発見されました。クマの姿がすっぽり隠れるくらい草が生い茂っています。周辺は車通りも多く、人の生活圏のかなり近いところにいたことが分かります。」

11月4日の午後4時頃、山形市蔵王松が丘の河川敷で、「クマのようなものを見た」と付近を車で通りかかった人が近くの学校を通して市に連絡しました。

茂みの中にいたため体長は分かっていませんが、クマはその後、東の方向に向かっていったということです。

人やものへの被害は確認されていません。

付近では、先週もクマの目撃情報が複数寄せられています。

また、けさ7時40分ごろ、鶴岡市長者町では、住宅の敷地に入り込んだ体長70センチほどのクマ一頭が捕獲され、その後、駆除されました。