YTS NEWS

News

県立産業技術短期大学校 低価格で昼食を提供

物価高騰が続く中、山形市にある短期大学校で学生の食を支援する取り組みが始まりました。

県立産業技術短期大学校の敷地内にある食堂では、学生の金銭的な負担を減らし十分な栄養をとってもらおうと、きょうから低価格で昼食を提供しています。

「通常500円から540円のところ期間限定で200円で食べられます。栄養もとれてお財布に優しいのは学生にとって大きな味方ですね。」

対象となるのは、県立産業技術短期大学校と山形職業能力開発専門校の学生で、200円で食べられるメニューは日替わり定食や限定ラーメンなど4種類です。

授業を終えた生徒は次々と200円メニューを注文していました。

「とても良い制度だと思う。安く食べられるので、いつもより(食堂を)使おうかなと思っている。」

「学生にとっては優しいと思う。栄養のバランスも良いので安く食べられれば良いと思う。」

「500円毎日払っているとすぐにお財布が空になってしまうので、200円は本当に有難い。これからも毎日食べたい。」

大学によりますと、金銭面の問題で学生がとる昼食の量が少ない傾向にあり、食堂を利用する人も少なくなっているといいます。

「学生食堂を利用できない学生もいると思うので、今回を機に利用してもらい、おいしいものを食べてもらいたい。」

200円の提供は来年1月30日まで行われます。