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最新技術で効率性向上を目指すスマート農業の研修会

農家の高齢化や人手不足が課題となる中、最新の技術で効率性の向上などを目指す「スマート農業」の研修会が寒河江市で開かれました。

「スマート農業」はAIやロボットなど先端技術を活用した新しい農業の形として注目されています。

研修会には農家や県職員、JA関係者などおよそ40人が参加しました。

こちらは農薬を散布する機械です。

下側空気を出すところここから空気を出てきて木を揺らしてあげる。

下から空気を吹き上げ少量の薬剤で葉の裏や奥までまんべんなく付着させることができ、高い所にも対応可能です。

また、カメラで人を認識し自動で動くAIロボットは、アタッチメントを取り替えると草刈り機としても使用できます。

「草刈りとかも夜中、人がいないときにしてくれて、ロボットたちが作業してくれるような所はすごく魅力がある。」

物価や資材の高騰など生産者にとって価格面のハードルは高い一方で、国の補助金を活用するなど使い方次第では、消費者にもメリットがあると話します。

「スマート農業によって人員を削減して、人件費を削減した分、価格に反映できれば、今の高値で止まっているのがもう少し安く皆さまに提供できるのではないかということも考えている。」