来月、山形市で「山形国際ムービーフェスティバル」が始まるのを前に、映画祭の概要が発表されました。

山形から新たな映画文化を発信しようと20年前から開催されている「山形国際ムービーフェスティバル」。

「才能よ、雪に埋もれるな」をテーマに全国からオリジナルの映画作品を募集していて、若手映画監督の登竜門にもなっています。

今年は全国から282の作品が集まり、そのうち11作品が最終ノミネートされました。

これまで短編と長編の2つの部門に限られていましたが、今回新たにドキュメンタリー部門が誕生。

今もなお基地問題で揺れ動く沖縄・石垣島を舞台に、ミサイル基地計画に翻弄される市民を描いたドキュメンタリー映画もノミネートされました。

映画祭は来月7日から3日間、山形市の映画館「ムービーオンやまがた」で開催され、ノミネートされた11作品のほか、話題の映画の上映や世界で活躍する映画監督のトークショーなども予定されています。