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山形市の住宅地 クマ目撃

今週は今まではなかった街中でのクマの目撃が相次いでいます。

きのうの夜は山形市富の中の住宅街でクマ1頭の目撃がありました。

きのう午後10時30分ごろ、山形市富の中二丁目で体長およそ1メートルのクマ1頭を近くに住む人が目撃し、警察に通報しました。

目撃された場所は山形市西部の幹線道路、通称 西バイパスのそばにある住宅地で、クマは道路を西に進んでいったということです。

今のところ人や物への被害は確認されていません。

市は町内会にクマの存在を知らせるチラシを配ったほか、現場近くの南沼原小学校では、保護者が児童を送迎するなどの対応をとりました。

このほか今週は山形市銅町の二口橋付近の路上や鶴岡市馬場町にある「鶴岡公園」など、これまであまりなかった街中でのクマの目撃が続いています。

こうした状況を受け、きのう目撃のあった銅町付近の馬見ヶ崎川の河川敷では芋煮会での注意を呼びかける看板の設置が行われました。

看板の設置作業には、市職員およそ10人が2班に分かれてあたり、馬見ヶ崎川沿いの両岸およそ4.6kmの範囲に合わせて50カ所設置されました。

「芋煮の食べ残しを散見することがある。クマを寄せ付ける要因になる。そういった食べ残しなどはそのまま放置しないようにお願いするような看板になっている。皆さんお持ち帰りの方をよろしくお願いいたします。」