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山形市 二口橋付近にクマ出没

続いては目撃件数が過去最多を更新し続けているクマについてです。

10月8日から10月9日朝にかけ、山形市や鶴岡市の市街地で目撃情報が相次ぎ、警察や市が注意を呼びかけています。

10月9日午前7時15分ごろ、山形市銅町の二口橋付近の路上でクマ一頭が目撃されました。

「よく芋煮会が行われるこちらの二口橋では、ごらんのように藪が生い茂っています。クマも身をひそめやすいように感じます。」

橋の下から見ると川の水が見えないほどやぶが生い茂っていることがわかります。

市街地へのクマの出没に近くの人は不安を口にしていました。

「夜とかも駐車場が歩いたところにあり結構気を付けなければならないなと思うので、警戒心を持っていなければならない。」

中にはクマスプレーを持参して散歩する人の姿も。

「(この場所から)一つ越えると市の中心街になるところにクマが出ているので、他人ごとではないのかなと、山の中の話では無く人の生活圏の中に来ているので何とか対応してほしい。」

一方、鶴岡市の中心部でもクマの目撃が相次ぎました。

10月8日夜8時45分ごろ、鶴岡市馬場町にある「鶴岡公園」で散歩していた人がクマと遭遇。

1時間後には、パトロール中の警察官が公園近くを走るクマを目撃していますが、その後の行方は分かっていません。

鶴岡市では10月8日未明からクマの目撃情報が多数寄せられていて、市は、同じクマの可能性もあるとみて注意を呼びかけています。

県によりますと2025年のクマの目撃件数は、10月5日時点で1364件に上り、去年の3倍を超えています。