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クマ対策含む補正予算案 可決

県議会9月定例会はクマの出没対策などを盛り込んだ68億円余りの一般会計補正予算案を可決し、閉会しました。

可決されたのは、68億2300万円の一般会計補正予算案など合わせて33件です。

今回は、相次ぐクマの出没への対策強化を重点政策として、およそ6400万円を計上。

クマの通り道となっている河川のやぶの刈り取りを行うほか、2025年6月にクマが山形空港内に入り込んだを受け、侵入防止に向けた有刺鉄線の更新や監視カメラの設置を進めます。

また、市街地に出たクマに対し市町村長が発砲を許可する「緊急銃猟」を行うために必要な資材の購入や訓練の実施を支援します。

このほか山形新幹線の長期運休で影響を受けた観光業への支援に1億1000万円を計上。

県内の宿泊施設を対象に1人一泊あたり3000円を割引きする観光キャンペーンを12月まで行います。

今回の補正により、今年度の累計予算額は6848億9700万円となりました。