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南陽市 民間企業を避難所に 協定締結

山形県南陽市は、災害時、民間企業の建物を避難所として利用できるよう災害協定を締結しました。

南陽市と協定を結んだのは、市内に本社を置く、配電制御システムの提供を全国で展開している「かわでん」です。

今回の協定により、災害発生時、市から要請があった場合は、かわでんの施設を避難所として開放します。

「地元一企業として微力ながら避難所の確保など地域の皆様の安心安全な暮らしに貢献していく所存。」

市によりますと、近年、土砂災害警戒エリアの見直しや拡大によって、学校や公民館など、これまでの避難所が利用できないケースが増えていて、新たな避難所確保が課題になっているということです。

民間企業との避難所利用の協定はこれで4例目で、市では各地域の状況に応じて今後もさらなる協定を検討していくとしています。