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小学生が慈恩寺の魅力を参拝客に伝える子どもガイド
寒河江市の小学生が地元、慈恩寺の魅力を参拝客に伝えようとガイドに挑戦しました。
「寒河江市にある慈恩寺の観光ガイドを務めているのは地元の小学生です。身振り手振りを加えゆっくりと落ち着いた声で説明しています。」
寒河江市立醍醐小学校では慈恩寺の魅力を伝えようと、5年前から参拝客にガイドする取り組みを行っています。
きょうは5・6年生10人が国の重要文化財に指定されている本堂をはじめ、薬師堂などそれぞれの場所で歴史を説明していました。
「木造阿弥陀如来立像は、鎌倉時代前期にヒノキで造られました。この像の眼を見てください。これは玉眼と言って水晶で造られた眼です。」
「家でもしっかり練習して、3カ月ほど練習してきた。僕がガイドしてくれたものを真剣に聞いてくださってすごく嬉しかった。」
「すごく緊張したけどちゃんと練習通りに自分の実力発揮できたと思った。反応してもらえるとこっちも嬉しくなっちゃう。」
参拝客は、子どもたちが難しい言葉を覚えガイドする姿に関心していました。
「(以前)お坊さんに説明を受けたけど、子どもはまた説明が違ってとても良かったなと思う。自分の孫とも重ね合わせてああ頑張っているんだなと思った。」
「大人だけでなく子どもも一緒になって地域おこしというか慈恩寺がもっともっとみんなに知れ渡ってみんなが来てくれればより賑やかになって良いと思う。」
児童によるガイドは今月3日にも行われる予定です。