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クマ出没警報 11月まで再延長
9月29日、山形市の住宅街で目撃情報が相次ぐなど県内ではクマの目撃件数が1000件を超え、過去最多を更新し続けています。
こうした中、県は「クマ出没警報」を再び延長しました。
「高原町ではきのう、このあたりでクマが目撃され、さらに付近の住宅街でも相次いで目撃されました。」
9月29日未明、山形市高原町の路上を体長およそ1メートルのクマ1頭が歩いているのを住民が目撃しました。
付近では目撃情報が相次いでいてフンや足跡も見つかっています。
「クマ目撃現場付近の鈴川小学校では、まとまって登校する児童の姿や保護者によって車で送迎される様子も見られます。」
鈴川小学校では現場近くに住む児童の保護者に登校時に車で送迎するよう対策を呼びかけました。
2025年の県内でのクマの目撃件数は9月21日現在1132件となっていて、1000件を超えるのは統計史上初めてです。
こうした中、県は、「クマ出没警報」を11月30日まで再び延長することを発表。
今後は広報車による巡回やホームページで注意喚起を呼び掛けるなど、クマ被害防止に努めていくということです。