昨年7月の記録的大雨で集落全体が水に浸かり、防災集団移転事業の検討が進められている戸沢村蔵岡地区で、昨日住民説明会が開かれました。村は移転候補地として名高地区を示しました。

今年5月に行われた第1回の住民説明会で、村は9月末までに移転先の候補地を住民に提示し、住宅移転の補償費などを説明するとしていました。
そして昨日開かれた第2回説明会で、災害リスクの低い村内の3カ所について、利便性など34項目で評価した結果、蔵岡地区から北におよそ2キロ離れた名高にある中央公民館南側の土地が適していると示しました。

村は今後、住宅移転の補償費や蔵岡地区の土地の買取額などを個別に説明し、全世帯の同意を目指したいとしています。