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クマ出没想定 対応訓練
生活圏にクマが出没した際の対応を学ぶ訓練が、山形県天童市で、初めて行われました。
9月1日から、市街地にクマが出没した際に市町村の判断で発砲できる「緊急銃猟」が可能になりました。
これを受け行われた訓練には、市の職員や警察、猟友会のメンバーらおよそ100人が参加。
市街地の河川敷でクマ一頭が出没したという想定で、ドローンでの捜索を行います。
「ドローンによってクマが発見されました。そして今花火を使って、クマを市街地から追い払おうとしています。」
その後、クマが倉庫に入り込んだとして、参加者らが緊急銃猟に向けた手順を確認しました。
2025年の県内でのクマの目撃件数は、統計開始から初めて1000件を超え、過去最多に。
また、クマのエサとなるブナの実は大凶作となる見込みで、今後も出没が懸念されます。
「(緊急銃猟は)色々な条件を満たす判断が難しい。県、警察、そして猟友会との連携が一番大切になってくる。今後も情報交換しながら、連携をとって対応したい。」
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