YTS NEWS

News

山形大学医学部付属病院で大規模災害を想定した訓練

山形大学医学部付属病院で大規模災害の発生を想定した訓練が行われました。

訓練は県内で震度6弱の地震が発生し、多くの負傷者が出た想定で実施されました。

医師と看護師、そして医学生の合わせておよそ200人が参加し、ケガの重症度などに応じて治療の優先順位を決める「トリアージ」を行います。

「一度に多くの負傷者が運ばれてくるということもあり、まさに時間との戦いです。迅速に判断していきます。」

「呼吸困難、脈は?赤で行きましょう。」

山大医学部付属病院は県内の災害医療の拠点と位置づけられていて、災害発生時には多くの傷病者の受け入れを任されています。

訓練に初めて参加した研修医は、想像とのギャップに困惑しながらも対応にあたっていました。

「目で見える状況と思ったより身体所見が乖離していたので難しかった。」

「トリアージをする状況が起きないことが第一前提だが、万が一起きてしまったとき今回のことをしっかりとフィードバックして冷静に対応できるように日々精進していきたい。」