標高およそ1600メートルの場所にある山形市の蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅。

地域住民などおよそ100人が集まり、これから始まる紅葉シーズンに向け登山客の安全を祈願する秋季大祭が行われました。

「地蔵山頂駅から5分ほど上った場所にやってきた。手先が冷えるくらい冷たい風が吹いていて、この風のおかげで木々が色づき始めている。季節の移り変わりを感じることができる。」

ここ数日はようやく日中の気温が一桁まで下がったこともあり、徐々に葉が染まりはじめた蔵王山頂エリア。

例年より2週間ほどおそい色づきに観光客からは少しとまどう声も聞かれました。

「ちょっともう（紅葉）なっているのかなと思ってきたけど、やっぱり今年は遅い。（この時期にくるのは）初めてだから、新鮮でこれはこれでよかった。」

「紅葉がよければよかったと思うが、心が洗われるよう。自然で、素晴らしい。」

紅葉の見ごろはまだ先になりそうですが、このエリアでは秋を感じさせる草花が訪れた人たちを出迎えてくれます。

「蔵王の紅葉、大変すばらしいものがございますので、紅葉だけではなく、ロープウェイ等もつかっていろんな散策・トレッキングコースがあるので、お越しいただいたお客様には十分に楽しんでいただけると思っているので安心しておこしいただければ。」