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山形市 学生有志たちが休耕田を使ったコメ作り

山形市では地域活性化につなげようと、学生有志たちが休耕田を使ったコメ作りに取り組んでいます。

さわやかな秋晴れの中、黄金色に実った稲を学生たちが泥だらけになりながら和気あいあいと収穫していきます。

山形市岩波地区は、かつて棚田でコメ作りが行われていましたが、作り手の高齢化などにより多くが休耕田となりました。

そこで棚田の景観を復活させようと、山形大学と東北芸術工科大学の有志の学生たちが立ち上がり、2025年度から休耕田を利用したコメ作りに挑戦しています。

学生たちは5月に植えた「さわのはな」と「はえぬき」を手作業で刈り取っていました。

この春、東京からやってきたという学生は・・・。

「生命力を感じるというか自然に触れるということが全然なかった生活をしていたので、楽しんでできる、良い作業なんだなと。」

「水の管理も全部石とか使って、自分たちの手作業でやっているので、ほんとに計り知れない、大変、大変だなあということを感じた。コメが食べられることってすごいんだなと改めて実感しました。」

今後は、酒米づくりにも挑戦し、地域のお酒をつくることが目標ということです。