YTS NEWS

News

県議会9月定例会が開会 一般会計補正予算案

県議会9月定例会が開会し、クマ出没への対策や山形新幹線の長期運休を受けた観光業への支援などを盛り込んだ一般会計補正予算案が提出されました。

提出されたのは、総額68億2300万円の一般会計補正予算案など33件です。

「人口減少対策の強化や県民の命と暮らしを守る安全・安心の確保の取り組みをより一層推進するとともに本県が抱える様々な課題に対応するため編成した。」

相次ぐクマの出没対策には、合わせておよそ6400万円を計上し、クマの通り道になっている河川の藪の刈り取りを進めるほか、6月に山形空港の敷地内にクマが侵入したことを受け、有刺鉄線の更新や監視カメラの設置を進めます。

また、山形新幹線の長期運休で影響を受けた観光業への支援に、1億1000万円を計上。

県内の宿泊施設を対象に1人一泊あたり3000円を割引きする観光キャンペーンを9月から12月まで行います。

このほか、東京・銀座にある県のアンテナショップのリニューアルや移転に向けて、およそ2億7000万円を盛り込んでいます。

9月定例会は10月9日まで開かれます。