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ゲームで認知症予防 脳の認知機能を測るイベント

ゲームで認知症を予防します。

天童市で、脳の認知機能を測るイベントがおこなわれました。

「買い物客の皆さんが夢中になっているこちらのゲーム、10分で脳の状態を知ることができるんです。」

この体験会は、認知症について考えるきっかけを作ろうと、天童市が初めて実施しました。

「脳体力トレーナー・コグエボ」というアプリを使い、自分の記憶力や注意力をゲーム感覚で知ることができます。

「立ち寄りやすくて、ちょっとやってみようかなと。(ゲームで)きょうの日付が言えなくてショックだった。」

実際に私も挑戦しました。

こちらは画面に表示される図形と同じものを選ぶゲームです。

「まわりと同じ図形をクリック。GOODがでました。」

続いて、数字を順番に辿っていく迷路。

「複雑な画面が・・・わかっているのに体が動かない!」

5種類のゲームを体験し、結果をもとに看護師がアドバイスをおこないます。

「難しかった。2階にいって何しに来たんだろうというのが日常茶飯事で、人の名前もなかなか出にくい。日記付けるといい、一日前の日記などという話をしてくださった。」

県によりますと、県内の認知症患者数は、およそ4万8000人と推計され、今後10年で4000人ほど増加すると見込まれています。

「いま認知症に関わりがある方だけでなく、地域の方皆さんに考える機会を持ってほしい。生活にいかすところまで繋げていきたい。」

「コグエボ体験会」は、10月も天童市でおこなわれます。