YTS NEWS
News
ネコ駅長「しょこら」引退式 羽前小松駅で約6年間
川西町で、ネコの駅長として親しまれ続けてきた看板ネコ「しょこら」。14日、引退セレモニーが行われ、多くのファンが訪れました。
こちらは、川西町にあるJR米坂線=羽前小松駅の14日の構内の様子です。大勢の人たちのお目当ては看板ネコの「しょこら」。2019年に迷いネコとして駅にやってきた「しょこら」は、人を怖がらない性格を見込まれ、その年に羽前小松駅の駅長に就任しました。改札で利用客を出迎える愛らしい姿が話題を呼び、週末には100人ほどが訪れることも…。また、町の交流イベントでは、JRから贈られた特製の駅長帽姿で来場者を出迎えるなどおよそ6年間駅や町を盛り上げて来ました。
「感謝状。前羽前小松駅長ショコ・ラ・ダリヤ殿」
引退セレモニーには、「しょこら」の最後の駅長姿を見届けようと、県内外からおよそ300人が駆けつけました。
■インタビュー
「かわいかった」
「しょこたん会いたくて青森から来ました新幹線にのって」
「思い入れのあるネコちゃんの一匹。その時を迎えるのは感慨深いものがある」 今年7月に8歳を迎えた「しょこら」。健康でまだまだ元気ですが『いちネコ』としての余生を楽しんでもらいたいとの思いから早期での引退となりました。
■インタビュー
えき・まちネットこまつ・江本一男理事長
「名もなきローカル線の簡易委託駅を全国に名を知らしめてくれた恩人ですね。恩ネコっていうのかな」
「人間で言えば40~50歳ほど、まだまだ元気でほしい、なにかイベントの時にはちょっくら顔出してほしいな」
一つの役目を終えた「しょこら」。今後は不定期で町の交流イベントなどに参加する予定です。