9月12日朝、山形県米沢市の中心部でクマの目撃情報が相次ぎました。

クマの行方はわかっておらず警察や市が注意を呼びかけています。

午前5時15分ごろ、米沢市門東町3丁目で、体長およそ1メートルのクマ1頭を見たと散歩中の男性から警察に通報がありました。

その後も午前6時台に本町3丁目や福田町、東2丁目などで相次いで目撃されました。

また、午前7時半ごろには東部小学校の近くでパトロール中の警察がクマを発見しましたが、その後、見失ったということです。

市や警察はパトロールに加え、ヘリコプターやドローンを使って周辺を捜索しましたが、クマの行方はわかっていません。

一連の目撃情報は同じ個体とみられています。

東部小学校では9月12日の屋外活動を中止として、全校児童465人を方面ごとに分け、教職員が引率して集団下校させました。

また、9月12日朝は東根市や河北町でもクマが目撃され、東根市では小中学校3校が急きょ休校となりました。