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アランマーレ 本拠地を秋田へ

バレーボールSVリーグのアランマーレは、来シーズンからチームの拠点を山形県酒田市から秋田県に移すことが決まりました。
2015年、酒田市で誕生したアランマーレ。
リーグ3部相当の「V.チャレンジ―リーグ」からスタートし、「V2リーグ」「V1リーグ」と着実にステップアップを重ね、昨シーズンからは世界最高峰を目指すために新設された「SVリーグ」で戦っています。
今回、本拠地を酒田市から移すきっかけとなったのがSVリーグで戦うライセンスを取得するために必要な「アリーナ」問題です。
昨シーズンもホームゲームを開催するアリーナや売り上げなど様々な条件をクリアするためアランマーレは主にホームゲームを行う「ホームタウン」を酒田市から天童市に移すなどしてきました。
しかし2030年以降は「5000人以上が入場できるアリーナ」で8割以上のホームゲームを行うことが定められていて、県内での開催が難しいと判断し、酒田市を離れ秋田県に拠点を移すことを決めました。
アランマーレはYTSの取材に対し、秋田県を選んだ理由について、チームの母体となる企業の大きな拠点が秋田県内にあり、ライセンス取得の要件を満たすアリーナもあることなどを挙げています。
アランマーレの本拠地が変わることについて、吉村知事が9月10日の定例会見で言及しました。
「これまでの県内の活躍を考えると非常に残念。出来る限り山形でも試合を行ってもらうなり県がどういうことが出来るのかこれから検討していきたい。」
アランマーレは来シーズン以降も酒田市で公式戦を行っていく予定で、9月12日、記者会見を開き詳細を発表するとしています。
県民からすると、シーズン開幕直前に衝撃のニュースとなりました。
アランマーレが山形に拠点を置いての最後のシーズンは10月11日開幕です。