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日本一の芋煮会フェスティバル 大鍋の大移動に密着

山形の秋の風物詩「日本一の芋煮会フェスティバル」までいよいよあと4日。

名物の「大鍋」が会場となる馬見ヶ崎川の河川敷に移されました。

「今大きな鍋がクレーンによってゆっくりと引き上げられていきます。すごい迫力ですね。三代目鍋太郎出勤開始です。」

2018年から使用されている「三代目鍋太郎」。

直径6.5m、重さ4トンで、その大きさから運び出すのも大がかりです。

作業は早朝午前5時半から、周辺の道路を通行止めにして始まり、クレーン車とトラックで運び出します。

この100メートルに及ぶ「大移動」を一目見ようと、多くの見物客も訪れていました。

「(きょう大きな鍋見た?)あれ!(指さし)楽しかった!」

「毎年見てます。迫力が日本一ですね。大鍋が来ると暑くても秋が来たなと実感する。秋の唯一の楽しみです。」

そして安全に、慎重に移動させること1時間。

「ゆっくりと位置を確認しながら慎重に降ろされていきます、三代目鍋太郎およそ1時間の出勤時間を経て今到着しました。今年も日本一の芋煮でたくさんの人を楽しませてくれそうです。」

イベントで振舞われる3万食の芋煮には、およそ3トンのサトイモが必要ですが、2025年は猛暑と水不足の影響で、フェスティバル用の畑でまかなうことが出来ませんでした。

それでも、2025年もすべて「県産のサトイモ」にこだわり、不足した分は県内の園地から調達するということです。

「当日に向けてあと四日ありますので、まずはしっかりと準備をして多くの皆様の来場を三代目鍋太郎とともにおもてなしの心を添えてお待ちしております。」

「三代目鍋太郎」は今週、洗浄作業や薪組みなどの準備を経て14日のフェスティバル当日を迎えます。