去年7月の記録的な大雨で被害を受けた戸沢村の国道47号では、およそ1年ぶりに片側交互通行が解除され、全面通行が可能になりました。

戸沢村古口の国道47号は、去年7月25日からの記録的な大雨の影響で道路が数十メートルに渡り崩壊。

応急復旧工事を経て去年8月9日からは片側交互通行となっていました。

山形河川国道事務所では、規制の解除に向け、その後も被災カ所にコンクリートの護岸を造るなどの対策工事を進めてきました。

この工事が完了したためきょう正午に戸沢村古口の国道47号では片側交互通行の規制が解除されました。

【新庄国道維持出張所　菅原大祐建設専門官】「ドライバーの皆様にはこれまで長期間に渡りご迷惑をおかけした。予定よりも早く復旧工事を完了した。再度被災しない構造となっているので安心して国道を利用してほしい」

今回の対策工事により、こちらでは去年と同等の出水にも耐えられる構造になっているということです。