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水稲の品質向上へ対策会議 早期刈り取りを

これから収穫シーズンを迎えるコメの栽培方法について話し合う会議が山形市で開かれ、早めの稲刈りに備えることを申し合わせました。

会議には各地の総合支庁で稲の栽培を指導する職員などが出席し、まず生育状況が報告されました。

8月に入ってからのまとまった雨で、農業用水の不足は解消されつつあるものの、穂が出始めてからの気温が高かったことから、今後、品質低下の要因となる胴割れなどが懸念されるということです。

稲刈りを開始する目安は、村山の「はえぬき」で9月3日などと各地で平年よりも早まる見込みで、県では高温による水管理の徹底とともに、刈り取りに対する早めの備えを呼び掛けています。

「品質が心配されていて、特に胴割れの発生が多くなるのではという話があった。刈り遅れでまた(胴割れなど)が多くなってしまうことがあるので稲刈りの準備を早く進めてほしい。」