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農業を学ぶ高校生 成果披露 東北6県から300人
東北6県で農業を学ぶ高校生が学習の成果を競う大会が山形市で始まりました。
山形市の「山形テルサ」を会場に開かれている大会には、東北6県から各県の予選を勝ち抜いた農業系の高校の延べ300人が出場。
3つの部門ごとに日頃の学習の成果やプレゼン能力を競います。
農業の生産や経営をテーマにした部門では、村山産業高校が近年問題となっているサクランボの双子果の発生を抑えるため、チューブによる散水や遮光シートを使った研究を発表しました。
「対策を行った散水区4メートルでは(双子果の結実率が)4.8%、寒冷紗区4メートルでは1.5%と資材の活用により双子果の発生を大幅に抑えることが出来ました。今後は地域農家と連携し、より詳細なデータの収集と普及を行いたいと考えています。」
大会は8月22日まで行われ、各部門の最優秀賞受賞者は10月に「農業高校の甲子園」とも称される全国大会に出場します。