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最上川舟下り 約1カ月ぶり通常運行
記録的な雨不足の影響でコースを短縮して運航していた戸沢村の「最上川舟下り」。
8月上旬のまとまった雨で水位が回復し、およそ1カ月ぶりに通常運航を再開しました。
最上狭の雄大な景色の中を通り抜ける「最上川舟下り」。
この夏の記録的な雨不足によって運航ルートの変更を余儀なくされました。
【船頭 星川清澄さん】「途中(川が)浅すぎて舟底を擦ってしまう。エンジンがぶつかってしまうということで舟下りは出来ず回遊船というのが1カ月以上続いた」
こちらは7月31日に撮影した最上川です。
水位が下がり、一部では川底の石が見えてしまっています。
このため、舟下りの12キロのコースを安全に運航することが出来ず、7月1日から乗船場の近くを周回するコースに短縮していました。
長引く雨不足で運航休止も検討されましたが、8月上旬のまとまった雨で水位が回復。
8月7日、およそ1カ月ぶりに通常運航を再開しました。
お盆休みの期間にも間に合い、多くの人でにぎわったということです。
きょうは天気に恵まれ、国内外から訪れた人が船頭の舟唄を聞きながら、ゆったりとした船旅を楽しんでいました。
【インタビュー】「川の感じもすごく良かったし船頭さんの緩いトークや上手な歌が景色とマッチしていてすごく楽しかった」
【船頭 星川清澄さん】「恵みの雨で助かった(お盆休みは)地元の人も帰省してきて家族や親戚を連れてきてくれる時期なので、その時に舟下りが出来ないというのは残念なのでちょうど雨が降るタイミングが重なって最高でした」