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刈屋梨農家は安ど「恵みの雨」
いっぽう2024年7月の記録的な大雨で川が氾濫するなど大きな被害を受けた和ナシの産地、酒田市刈屋地区。
心配された警報級の大雨とはならず、特産「刈屋梨」の生産者は、胸をなでおろしています。
「(去年)所有する畑の約6割が水害を受けた。今年は特に被害もなく、ちょうど良い具合で雨が降ったと思う。」
2024年7月の大雨では、所有するナシ畑に土砂が流れ込むなどの被害を受けた佐藤さん。
それが一転、2025年は、7月の酒田市の降水量が3ミリ程度と雨が降らない日が続きました。
この時期の雨は「刈屋梨」の成長に欠かせないとあって、このところの適度な雨はまさに「恵みの雨」となりました。
「ずっと雨を待っていたが、なかなか降らなくて、本当に恵みの雨で良かった。おとといの雨で(梨が)一段大きくなって、きのうの雨でまた一段大きくなった。(梨も)喜んでいると思う。」
8月7日は、収穫に向けた最終の仕上げ作業が進められ、小さい実や、鳥や虫に食べられて傷ついてしまった実を丁寧に取り除いていました。
「梨の生育は順調。期待している。」
酒田市の秋の味覚を代表する「刈屋梨」。
収穫作業は、8月下旬から始まる予定です。
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