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気象台に聞く 猛暑の要因は?いつまで続く?

そして気になるのがこの猛暑の要因といつまで続くのかという点です。

山形地方気象台にききました。

全然休む暇もなく暑い日が続いているという感じがしている。

山形市では、7月29日まで12日連続で35度以上の「猛暑日」となっていて、過去最長を記録した1994年と並びました。

では、この猛暑何が要因となっているのでしょうか?

上空の偏西風が平年より北側を流れている。

その影響で、太平洋高気圧がいつもより北寄りに張り出している。

さらに、チベット高気圧の影響を受けた上空の暖かい空気が東北地方南部まで覆ってきている。

これらの高気圧や地球温暖化の影響で地上・上空ともに気温が高くなっていると言います。

さらに梅雨が明けてから特に、雨の降る日が少なかったことも気温が下がらない要因にあげています。

この先3カ月の予報は、気温は依然として平年よりも高くなり、降水量は秋雨前線などの影響で平年並みか多くなると見込んでいます。

「季節が動いていくと、上空の方に寒気が入ってくる。すると、大気の状態が不安定になりやすい。一見、高気圧に覆われて、日中は暑くなっても、まさにその熱い空気の影響で、さらに(大気の状態が)不安定になって、積乱雲や入道雲ができて、局地的な大雨になりやすい。」

今後は暑さに加え、雨の降り方にも注意が必要です。