7月18日朝早く、米沢市の林道を散歩していた65歳の男性がクマに襲われました。

男性は足首をかまれましたが軽傷とみられています。

警察や米沢市によりますと、市内に住む65歳の男性は午前5時半ごろ赤芝町にある愛宕山の林道を散歩中、親子とみられるクマ2頭に遭遇しました。

男性とクマとの距離はおよそ3メートルで、親とみられるクマが正面から襲いかかってきたということです。

男性は左足首をかまれましたが、自力で下山。

その後、病院で手当てを受け、軽傷と見られています。

県内でのクマによる人的被害は、2025年に入ってから2件目です。

県ではクマの目撃情報が相次いでいるとして、7月3日から「クマ出没警報」を発令していて、クマが出没しやすい早朝や夜間の外出に注意することなどを呼び掛けています。