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大蔵村の肘折温泉 湯の神に感謝するお祭り
湯治場の風情が残る大蔵村の肘折温泉で、湯の神に感謝するお祭りが開かれました。
今から1200年以上前の7月14日に発見されたと言われている肘折温泉。
毎年この日に合わせて、開湯祭が開かれています。
見どころは、男地蔵・女地蔵を神輿に乗せて、およそ500メートルの温泉街を練り歩く「地蔵みこし行列」。
宿泊客や東京の大学生などおよそ20人が参列しました。
「いま白装束そしてお地蔵様にお湯がかけられています。約40度のお湯。とても熱いです。皆さん御利益を願います。」
身体に不調がある人は、治したい箇所めがけて地蔵にお湯をかけると良くなると言い伝えられていて、観光客や地元の小学生たちがお湯をかけていきました。
「伝統ある行事に参加できて、こうやって皆様にご利益のあるものとして水をかけられることができてとても嬉しいです。」
「お地蔵さまに感謝してかけました。お地蔵さまも笑っている感じがして楽しかったです。」
途中には、地蔵を囲んで数珠を回す「数珠回し」もおこなわれ、肘折地区の繁栄や無病息災などを願いました。
「かける方もかけられる方も楽しんでいただけたと思っている。若い人たちも含めたくさんの人たちに来ていただいて、たくさんの人たちに肘折温泉を楽しんでもらいたい。」
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