YTS NEWS

News

東北芸術工科大学 新設学科の学生が作品を展示

学生たちが公共スペースにアートとデザインの世界を創造します。東北芸術工科大学におととし設置された学科の一期生による展覧会が、山形市で始まりました。

この展覧会は、おととし設置された工芸デザイン学科の3年生が手掛けたものです。テーマは「生活を彩り、豊かさを提案する」。

「ファッション・ジュエリー」や「美術工芸」など4つの分野に分かれ、3カ月以上かけて制作された個性豊かな作品が並びます。

【田中良樹記者】
「学生の皆さんが思いを込めて作った数々。こちらの作品は何をイメージしてつくられたのでしょうか。想像力が掻き立てられます。」

こちらの作品のタイトルは「残像」。コンサートが始まる前の緊張や期待、終わった後の残像や余韻を鉄の板を使って表現しています。

【工芸デザイン学科3年 奥津琴音さん】
「この細い部分があるんですけど、溶接したときに全部溶けちゃったりして、またやり直しというのが何回かあって、そこが大変だったところです。」

ターコイズブルーが目を引くこちらの作品は、最上川の水面のきらめきを表現しています。学生たちのユニークな空間アートを楽しめます。

この展覧会はやまぎん県民ホールで7月13日まで開かれています。