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米沢市 自治体と民間業者が持ち主いない空き家解体
空き家の増加が課題となる中、山形県米沢市では自治体と民間の業者が協力して持ち主のいない空き家を解体する取り組みが始まりました。
水を吸った畳や傷んだ基礎の木材がむき出しになった建物を、大型の重機が取り壊していきます。
解体作業が行われたのは持ち主がいない状態で、およそ10年間放置されていた米沢市内の空き家です。
この取り組みは、倒壊の恐れがある危険な空き家を減らそうと、米沢市をはじめ、市内のリサイクルや解体、清掃の業者など5つの団体が連携して初めて行いました。
それぞれの業者が解体や廃棄物処理を無償で担当し、市は費用の減免などを支援します。
「米沢市だけではなく、日本全国でこのような取り組みが広がれば。」
「市の安心で安全なまちづくりにつなげていきたい。」
市内には現在70軒程度、所有者不在の空き家があり、市では今後も1年に1軒のペースで空き家の解体を行う方針です。
そして解体後の更地の利活用について、地域住民と一緒に検討していきたいとしています。
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