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サクランボなど栽培開始から150年の節目に企画展

2025年は山形県内でサクランボなどの果樹栽培が始まってから150年の節目の年です。

山形市ではサクランボ栽培の歴史などを紹介する企画展が開かれています。

県立博物館で開かれている企画展「さくらんぼ 山形県民、挑戦の結実」

この企画展は、県の名産品であるサクランボを切り口に山形を知ってもらおうと、果樹栽培150年に合わせて開かれました。

サクランボを栽培する時に使う道具や、山形が「サクランボ県」になるまでの経緯について紹介されているなど、ここでしか見られない資料が多く展示されています。

「こちらではサクランボの模型を使ったミニゲームをすることができる。楽しみながらサクランボの大きさについて学べたり、農家さんのお仕事の体験をすることができたりと、楽しみながら色々学ぶことができる。」

7月2日は地元の小学生や観光客などが訪れ、サクランボの歴史などを学んでいました。

「ハクビシンにかじられたサクランボの実が印象に残った。昔から今の状態まで展示されていたが大変な思いをして美味しい物をみなさんに届けているんだなということがよく分かった。」

「道具の移り変わりや他では見られない古い資料をたくさん取り揃えることができたので、注目していただければと思う。県外からの観光でいらっしゃる方ももちろん、山形に住んでいる方やサクランボ農家さんたちにも改めてサクランボのことを捉え直していただくことができればなと思う。」

企画展は8月末まで開かれています。