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稲の生育状況や高温への対応を話し合う技術会議
稲の生育状況や高温への対応を話し合う技術会議が山形市で開かれました。
会議には各地の総合支庁で稲の栽培を指導する職員などが出席しました。
この会議は例年7月上旬に開かれていますが、7月中旬にかけ気温がかなり高くなると予想されることから、早急に対策を進めるため前倒しでの開催となりました。
県によりますと、5月、日照時間が少なかった影響で、稲の生育が停滞していましたが、6月に入ってからは順調に成長し、「平年並み」となっているということです。
しかし、これから迎える夏に高温対策をしなければ、作況指数で「やや不良」となった2018年並みに落ち込むと警戒を促します。
「平成30年は庄内で地獄を見た年。田んぼを見に行ったら根っこが手で抜けるぐらい発達していなかった。ぜひとも頭に入れて指導をお願いします。」
出席者は巡回指導を強化し、水の管理を徹底するよう呼び掛けることなどを確認しました。
「ことしの夏も暑い予報が出ているので、しっかりと水管理をして、稲の根っこを張っていただく対応をして、この夏を乗り切れるような稲づくりをしてもらいたい。」
次回の会議は、刈り取り時期の前に開かれる予定です。
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