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村川千秋さんの訃報 記帳台に惜しむ人

6月25日に亡くなった山形交響楽団の創立名誉指揮者 村川千秋さんの記帳台が設置され、別れを惜しむ人が訪れています。

山形交響楽団は、やまぎん県民ホールにある事務所の前に村川千秋さんの記帳台を設置しました。

6月25日に92歳で亡くなった村川さんは、1972年に東北初のプロオーケストラとして山形交響楽団を設立しました。

長年にわたって楽団をけん引し、2001年に創立名誉指揮者に就任。

スクールコンサートや子どもを対象としたヴァイオリン教室を開くなど、音楽教育にも力を注ぎました。

6月27日は、創立当時から山響を応援している人や、村川さんから音楽の指導を受けていた人などが次々に訪れ、別れを惜しんでいました。

「親子三代にわたってずっとお付き合いいただいた。偉大な方でした。山形にとっては。」

「(合唱団で)指導をいただいた。歌にはすごく厳しくて、時々厳しく指導してくださるんですけど、でもいつも素敵な笑顔で優しい方でした。」

「スクールコンサートでたくさんクラシックを聴かせていただいて、大変貴重な財産になっている。」

記帳台は7月4日まで設置されます。