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「医療MaaS」県内初の診療車を使った遠隔診療
2024年5月から山形県酒田市で、医療機能を備えた車両を使った、遠隔診療が始まっています。
この取り組みで6月26日から新たに車内でのオンライン診療が始まりました。
県・酒田市病院機構が始めた、「医療MaaS」と呼ばれる、県内初の診療車を使った遠隔診療。
看護師と事務員が乗車し、患者の自宅を訪問してクリニックにいる医師とビデオ通話でつなぎ診療を行っています。
これまでは自宅を訪問して診療を行ってきましたが、新たに、公民館などに車両を置いて車内でのオンライン診療ができるようになりました。
初日の6月26日は、酒田市上黒川の「日向コミュニティセンター」に車両を配置し、この地域の患者6人を診療しました。
「はい。血圧よろしいですね。」
「先生のおかげです。」
「いえいえ。恐れ入ります。」
「この八幡地域から10数キロの移動をして、通院している患者がいる。中間地点である、このコミュニティセンターで診療を受けられると通院時間の短縮になり、患者にとってはメリットが大きいと感じている。」
今後は、自宅訪問に加え、毎月第4木曜の午後、「日向コミュニティセンター」に車両を配置し診療を行っていくということです。
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