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大江町 「最上川舟唄」 町民が一緒に唄うイベント
山形県の母なる川、最上川を題材にした民謡「最上川舟唄」の記念日があるのをご存じでしょうか。
記念日を定めている山形県大江町で6月22日、最上川を見下ろしながら町民が一緒になって唄うイベントが開かれました。
大江町の左沢楯山城史跡公園、通称「日本一公園」からは、最上川の雄大な流れを一望することができます。
県を代表する民謡「最上川舟唄」の発祥の地となっている大江町では、6月の第4日曜日を「最上川舟唄の日」と定め、5月、日本記念日協会からも正式に認定されました。
「最高の大江町の文化、いまや山形県の文化にもなっている。世界に羽ばたこうと今回記念日に入れてもらえてありがたく思う。」
6月22日に開かれた「最上川舟唄のつどい」は、町発祥の民謡を次の世代につないでいこうと始まり、今回で三回目です。
最後には、参加者全員で「最上川舟唄」を唄い、最上川と大江町の街並みが織りなす絶景に声を響かせました。
「大江町発祥の唄ですし、眺めのいいところで唄ってつないでいくのはぜひとも必要だと思った。」
「私もずっと35年ほど踊りをやっていた。感慨深い、このような場所で唄うのは・・・。」
最上川舟唄保存会は、町内の幼稚園や小学校などを訪れ、舟唄の普及活動にも力を入れています。
「継承し、引き継いで将来に向けて羽ばたくような唄にすることが我々の仕事。」
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