１９日、尾花沢市の住宅敷地内で年齢や性別の分からない遺体が見つかり、この家に住む４０歳の女が死体遺棄の疑いで逮捕されました。遺体は同居する７３歳の母親とみられています。

　捕まったのは、尾花沢市上町の無職、井苅あゆみ容疑者（４０）です。井苅容疑者は自宅の敷地内に年齢や性別がわからない遺体を隠し、遺棄した死体遺棄の疑いがもたれています。警察によりますと、井苅容疑者は７３歳の母親と２人暮らしでしたが、１９日午前、地区の民生委員が「１年ほど母親の姿を見ていない」と市の福祉課を通じて警察に通報。警察が井苅容疑者の自宅を訪ねたところ、腐敗の進んだ遺体が見つかり緊急逮捕しました。井苅容疑者は容疑を認めているということです。警察では、遺体はこの母親とみて身元の確認を進めると共に、井苅容疑者が死亡した経緯についても何らかの事情を知っているとみて調べています。