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タンザニアの技術者の卵たち 長井の工業高校で実習

東アフリカ・タンザニアの技術者の卵たちが山形県長井市の工業高校で実習しています。

来県しているのはタンザニア国営の職業訓練校で製造や土木などの技術を学ぶ学生と講師、合わせて8人で6月16日から長井工業高校の授業に参加しています。

この取り組みは開発途上国への国際協力を行うJICA独立行政法人国際機構がアフリカから外国人材を受け入れるモデルケースにしようと企画しました。

タンザニアでは若年人口が増加する一方で就労機会の減少が社会的な課題になっているということです。

実習生たちは専用器具を使って図面を作る製図の授業に取り組んでいました。

「生徒たちは非常に協力的で様々なアイディアをもらっている。タンザニアにはない設備も整っていてここで学んだことを持ち帰って伝えたい。」

「この取り組みを通じてアフリカへの発展への貢献と地方創生の観点での貢献、両方への尽力をしていきたい。」

一行は27日まで長井市に滞在し、市内の企業やダムなどを見学する予定です。