フードロス削減のため、尾花沢スイカを使った缶酎ハイが大手酒造メーカーから販売されることになり、関係者が県庁を訪れ、商品をPRしました。

吉村知事を訪問したのは、キリンビールやJAの関係者など7人です。

キリンビールでは、フードロスを減らし農家を支援しようと、昨年から規格外の果物を原料にした商品を製造しています。

第3弾となる「キリン氷結 mottainai 尾花沢スイカ」は、この取り組みを知ったJA担当者からの逆提案で生まれました。

年間でおよそ300トンから400トンが規格外となっている尾花沢スイカですが、新商品の販売によりおよそ16トン分のフードロスを削減できると見込まれています。

【キリンビール仙台工場　北村茂樹工場長】
「スイカのみずみずしい甘さや香りがたっぷり詰まった商品。夏を感じながらさわやかな気持ちで飲んでほしい」

この商品は6月17日から全国で販売され、1本あたり1円が生産者の支援に活用されます。