山形県の吉村知事は、副知事を2人体制にする改正条例案について、県議会での可決後に人事案を提出する意向を示しました。

県議会6月定例会には、副知事を2人とする改正条例案が提出されています。

きょう（6月17日）の代表質問で、自民党の矢吹栄修議員は「国との連携面でも副知事2人体制は重要」とした上で、人事案の提出時期について質問しました。

【吉村知事】
「条例の改正を認めてもらうのが肝要。条例改正案を可決いただいたのちに提案したい。」

また、県政クラブの今野美奈子議員は「初当選時の公約を知る人のなかには疑問を持つ人もいる」と指摘しました。

【吉村知事】
「社会情勢の変化に伴うさまざまな行政課題に的確に対応していくため、副知事を2人体制とし県政を前に進める必要があるとの考えに至りました。」

吉村知事は、人口減少対策の強化など国と連携して事業を進めていくためとして、改めて理解を求めました。