宮城県岩沼市の海岸で、山形市出身の保育士の女性が遺体で見つかった事件で、警察は死体遺棄の疑いで逮捕した男を、殺人容疑であすにも再逮捕する方針です。

佐藤蓮真容疑者（21）は、4月12日の夜、岩沼市の海岸で山形市出身の保育士、行仕由佳さん（35）の遺体を遺棄した疑いが持たれています。

捜査関係者によりますと、佐藤容疑者が行仕さんの殺害にも関わった疑いが強まったとして殺人の疑いで逮捕状を請求し、あすにも再逮捕する方針です。

警察は、2人が車で海岸まで移動した後、佐藤容疑者が行仕さんを殺害したとみています。2人が親しい関係にあったとみて、動機などを詳しく調べる方針です。