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知事「女性が研究者を目指す後押しに」山形大女子枠

山形大学が、工学部の入試に「女子枠」を創設すると発表したことについて、吉村知事は「女性が研究者を目指す後押し」になると述べ、理解を示しました。

「人口減少社会に対応し、社会が活力を維持して発展していくためには、理工系分野をはじめ、あらゆる分野で女性の参画が拡大することが重要である。」

「女子枠」が創設されるのは、山形大学の工学部で、大学としては初の試みとなります。

工学部に入学した女性の割合が全体の18%ほどに留まっている現状を受けて、女性が進学しやすい環境の整備を目指そうと、2025年度の入試から創設します。

ジェンダー平等を強く訴えてきた吉村知事は、この取り組みについて、「女性が理工系を目指す後押しになる」とし、県としても女性が活躍できる環境整備を目指す考えを示しました。

「男女共同参画に資する施策を着実に推進して、互いを認め合い、共に助け合い、誰もが希望する生き方で輝ける社会の実現に向けて、さらに力を尽くしていきたい。」