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鶴岡市の沿岸で潜水調査中の県水産研究所職員が死亡

4月2日、山形県鶴岡市の沿岸で潜水調査を行っていた県水産研究所の男性職員が行方不明になりました。その後、男性は海底で見つかり、死亡が確認されました。

死亡したのは、県水産研究所の職員、五十嵐大将さん(31)です。酒田海上保安部などによりますと、五十嵐さんは昨日午後2時ごろ、鶴岡市温海の沿岸で漁業研究のため海に潜り調査していました。しかし、予定時間を過ぎても海面に浮上しなかったため、監視員が県水産研究所に通報。酒田海上保安部などが捜索したところ、午後5時ごろ海岸からおよそ100メートルの沖合の海底に五十嵐さんが沈んでいるのを発見し、およそ1時間後に引き上げましたが、その場で死亡が確認されました。

県水産振興課によりますと、通常、潜水調査は原則2人1組で行う内規がありますが、昨日は1人が潜水し、もう1人は陸上から監視する形をとっていたということです。酒田海上保安部が原因を調べています。