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値上げの春 対象は4000品目超 コメの価格は
民間の調査会社「帝国データバンク」によりますと、4月の食料品の値上げは合計で4225品目で、値上げのピークを迎えた2023年10月以来、1年6カ月ぶりに4000品目を超えました。
平均で16%の値上げ率です。
【高坂アナウンサー】
「注目度の高いお酒コーナー。こちらのお店では今月上旬に10円から20円ほどの値上げを予定しているということです。」
値上げが多いのは、缶ビールや缶チューハイなどといった酒類のほか、醤油などの調味料、ハムやウインナーといった加工食品。
嗜好品や購入する頻度の高い商品です。
要因としては、原材料の高騰だけでなく、人件費や運送費などサービス価格の上昇が考えられるということです。
【株式会社たかき 小笠原悟チーフ】
「1品単価が上がると買い控えも起きるし、お客様の購買欲が下がるのではないかと懸念している」
寒河江市のこちらのスーパーでは、消費者によりお得に買い物をしてもらおうと企業努力を続けています。
【インタビュー】
「スマートフォンのアプリ内でのクーポン発行のサービスをしている。アプリのクーポンを上手にご利用いただいて、お得にお買い物いただければと思う。」
一方、備蓄米の流通で値下がりが期待されてきたコメについては、現状維持もしくは、今後は再び値上がりする可能性があるということです。
帝国データバンクによりますと、値上げの動きは少なくとも今年の夏にかけて断続的に続く見込みです。
【インタビュー】
「お客様に1円でも安くお買い求めいただくのが願い。企業としても努力していきたいと思う」
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