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山火事で大船渡に派遣 緊急消防援助隊が活動報告

岩手県大船渡市で発生した山火事の消火活動に派遣されていた山形市の消防隊が、現地での活動を市長に報告しました。

【帰隊報告】3月16日、第6次隊をもって活動を終了し帰隊しました。

山形市の佐藤市長に帰隊の報告を行ったのは、緊急消防援助隊として岩手県大船渡市に向かい、「県大隊」の隊長を務めた6人です。

山火事を受け、県内12の消防本部は2月26日から3月16日まで「208隊630人」あまりを派遣していて、このうち山形市消防本部からは県内の本部としてはトップクラスの「30隊102人」を現地へ送りました。

【第1次隊報告】「建物火災の延焼阻止、また建物火災の鎮火活動が主な一次隊の活動だった。」

【第5次隊報告】「5次隊では(出動した10日には)鎮圧も出ていたところで、到着時に煙等はなかった。山の中のところに熱源があって、行くポイントを探すのに苦労した。」

第1次隊で隊長を務めた横山健一さんは、今回の山火事は小さな火種でも空気が乾燥し、強風により延焼が拡大した恐れがあるとして、県民にも注意を呼びかけます。

【山形市消防本部東消防署副署長横山健一さん】「これから春になり、山菜採りや登山、焚火の不始末、火の取り扱いに十分注意してほしい。」