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丸太置き場で火災 11時間後に消し止められる

 連日お伝えしている火事のニュースからです

 4月28日発生した高畠町の山林火災の消火活動が続く中、米沢市では昨夜、丸太置き場などが燃える火事がありました。
 暗闇の中、勢いよく燃えているのは丸太の山です。29日午後7時半ごろ、米沢市万世町刈安の水窪ダムの近くで火が見えると119番通報がありました。
 燃えたのは、丸太置き場と周辺の下草で、およそ11時間後に消し止められました。
 警察と消防が詳しい出火原因を調べています。

 一方、28日高畠町で発生した山林火災は、30日で3日目となりました。

「複数の場所からあがっていた煙は3日目にしてようやく落ち着きました。きのうまでの焦げ臭かったにおいは感じません。」

 きょうは、午前5時半から県消防防災ヘリ「もがみ」と自衛隊のヘリあわせて2機が消火活動にあたり、正午頃には鎮圧を確認。
 鎮火に向けて消火活動などが継続されています。
 この火事による焼失面積は29日午後8時時点で24ヘクタールに及んでいます。
 鎮圧状態なったことから町は周辺の4世帯6人に出していた避難指示を解除しました。

「安心した。家に来たくて、来たくて。やっぱり心配で。ゆっくり寝られそう。」

【高畠消防署 宮地一昭署長】
「(山の)中でも風が巻いたりしながら、いろいろなところに延焼が拡大していったということがありまして、鎮圧まで非常に時間がかかった。」
「非常に今の時期、空気が乾燥していて、本当に火災が起こりやすい状態となっている。一人ひとり火の取扱いに十分注意をいただいて、火災予防にご協力をお願いいたします。」

 県は4月7日に発表した「林野火災・野火等多発警報」を延長。乾燥しているときは火を使わないこと、火を使うときは目を離さないことなど、注意を呼び掛けています。