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豪雨被害…小国町の孤立状態…飯豊町で1人行方不明

 記録的な大雨により最上川の水があふれた山形県大江町では、浸水被害のあった住宅で住民やボランティアによる泥の撤去が始まっています。

 大江町左沢の百目木地区では、4日未明にそばを流れる最上川の水があふれました。
 県によりますと、住宅では床上8棟・床下6棟の計14棟で浸水被害が確認されました。大雨から2日が経ち、水がひいた住宅では泥の撤去作業が始まっていました。

【小坂深和アナウンサー】
「川から流れ込んできた泥は乾くと固まってしまうことから、ボランティアの皆さんと一緒に、かきだし作業が行われています」

 こちらは、7月中旬 じゅうたんづくりを体験できる店をオープンしたばかりです。

【店主】
「幸いにも道具を引っ張り出してた。気持ちを切り替えて一日でも早く復活して、ここでやりたい」

 2年前の豪雨でも同じような被害があった百目木地区。町外からも多くのボランティアが駆けつけていました。

【ボランティアに入った建設業者(寒河江市)】
「社員からも協力したいという要望があり、現場を休みにして入った。お盆にはゆっくり過ごしてほしい」


【KHB 堀井聡カメラマン】
「山形県飯豊町、113号線です。のり面が崩落し道路が陥没している」

 小国町を通る国道113号は飯豊町側・新潟側ともに一時 全面通行止めになりました。さらに、のり面が崩れ、線路が宙に浮いている場所も。道路も、そして鉄道も止まったことで、小国町は、丸一日近く孤立状態になりました。

 川の水は未だ茶色く濁っていて、道路には川から流れ込んだとみられる泥の跡が…。小国町によりますと、停電はすでに復旧し、断水も起こっていないということです。

 国道113号の全面通行止めについて、山形河川国道事務所は4日解消した新潟側に続き、飯豊町側も5日中に片側交互通行に移す予定だということです。
 

 次第に明らかになる被害状況を確認するため、吉村美栄子 知事が被災地を視察しました。

 飯豊町では「大巻橋」が崩落した小白川地区を訪れました。警察によりますと、車が流され現在も男性1人の行方が分からなくなっています。5日も警察や消防が現場付近を捜索しましたが、まだ見つかっていません。
 吉村知事は、後藤幸平 町長から被害状況などについて説明を受けました。

【吉村美栄子 知事】
「ここまで酷いとは、現場に来て声が出ないくらい驚いた。川の流れがクネクネと曲がっていた。川の形状を変えるということも考える必要がある」

 吉村知事はこのあと、国道113号の崩落現場や浸水の被害が大きかった萩生地区などを視察しました。

 
 今回の豪雨による被害状況です。
 県によりますと、飯豊町で安否不明者が1人確認されています。
 また 住宅の浸水被害は午後3時現在、少なくとも11市町で79棟以上確認されています。その中でも川西町は、住宅の床上・床下浸水が各20棟以上、計40棟以上にのぼります。

 また 停電も発生しました。
 県内では、飯豊町など置賜地方を中心に計 約3600戸が停電になりましたが、現在は復旧しています。土砂による設備の破損が原因だということです。
 
 JRの運行状況です。
 米坂線は飯豊町で鉄橋が崩落し、5日も終日 運転を見合わせています。
 山形新幹線は、新庄ー福島間で運転を見合わせていましたが、午前11時頃、上下線とも再開しました。

【帰省客(東京から)】
「直前の新幹線から動き始めて我々の乗る新幹線はギリギリ動いた。だいぶ混んでいた。花笠まつりは、上の子が小さい頃に見に来たこともある。まだ 下の子は見てないので行けたらいい」