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豪雨被害 秘湯 大平温泉 復旧急ぐ

先月6月の大雨では山形県米沢市の山あいにある旅館が大きな被害を受けました。現在、利用客や観光関係者らも協力し復旧を急いでいます。

6月27日、山形県内は各地で大雨となり、米沢市では一日で64.5ミリの雨量を観測。一時、土砂災害警戒情報が出されました。福島県との県境近くにある米沢市の旅館大平温泉「滝見屋」。この秘湯も大きな被害を受けました。

【大平温泉 滝見屋 若女将 安部里美さん】
「ここは女性の露天風呂なんですが、土砂が全部川から入ってしまって・・・」

大平温泉の魅力は、最上川の源流のすぐそばに設けられた露天風呂です。この季節は緑に染まる山々や滝を眺めながら秘境の湯を楽しむことができます。しかし、6月27日の大雨の影響で川が増水し、自慢の露天風呂には土砂や木が流れ込んですべて埋もれた状態に。さらに、風呂に源泉を引く全長約200メートルのパイプも流されてしまいました。

【大平温泉 滝見屋若女将 安部里美さん】
「自然のきれいな部分、美しさをお伝えしている立場だが、同時に自然の厳しさも隣り合わせであるので厳しさを痛感した」

こうした中、支援に立ち上がったのが米沢市内の利用客や観光関係者です。山あいで重機が入れないため、この日も人の手で土砂をかき出す作業が行われていました。

【ボランティア】
「聞いて想像していたよりずっとずっと大変だなというのと、重機が入れない中で手作業でしかできない作業もたくさんあるので、復旧に向けて多くの手が必要なんだなと感じた」

【大平温泉 滝見屋 若女将 安部里美さん】
「うちが困っていることを聞きつけて作業してくれてすごい助かってる」

資金面での支援の動きも出ています。米沢市内の観光協会を中心に支援金を募っていて、来月中には100万円を目標にクラウドファンディングを立ち上げることにしています。滝見屋は来月下旬の営業再開を目指すということです。