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県産はえぬき純米吟醸酒で仕込む「オリジナル梅酒」
山形県産米100%使用した純米吟醸酒で仕込むオリジナルの梅酒づくりが、天童市で始まりました。佐藤彩加アナウンサーが取材してきました。
老舗酒蔵の「出羽桜酒造」。約2トンの梅を仕込んでいくため、朝から社員総出で作業にあたっていました。
【佐藤彩加アナウンサー】
「大量の梅を入れていくのは焼酎ではなく『純米吟醸酒』。お米の甘い香りが漂っていて、ぜいたく」
通常 梅酒は、焼酎に漬け込んで作るのが一般的ですが、オリジナル梅酒は県産米の「はえぬき」を100%使用した純米吟醸酒に漬け込んでいきます。
【出羽桜酒造 仲野翔太郎 専務】
「日本酒(の原料)は県産のものにこだわっていて、梅の香りだけでなく日本酒のうまみとまろやかさが加わり、よりおいしい梅酒に仕上がる」
コロナ禍で日本酒の消費が落ち込んだことをきっかけに、県産酒のPRになればと去年製造を始めたオリジナル梅酒。その第一弾が5月発売されましたが、すでに売り切れ寸前の人気ぶりだということです。
【出羽桜酒造 仲野翔太郎 専務】
「この梅酒を通じて、今まで日本酒を飲んでいなかった方にも良さを知ってほしい」
今回は、去年の倍となる約8000本分が仕込まれました。4カ月から6カ月ほど熟成させたあと、冬頃に販売されるということです。
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