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ウクライナ情勢 大学食堂も四苦八苦 芸工大

 ウクライナ侵攻や円安などを背景に、生活に身近な物の値上げラッシュが止まりません。こうした中でも、何とか学生に安くおいしい食事を提供したいと奮闘する山形県の大学食堂を取材しました。
 
 牛丼390円、カツカレーライス440円。学生の食事を手頃な価格で支える東北芸術工科大学の学生食堂です。新型コロナの影響で一般の利用は停止していて、学生のみが利用しています。

【学生】
「安いけど、おいしくて、すごく助かってる」
「宮城から通いで来て交通費がかかるので、安いとありがたい」
「最近はお金が無くなってきて130円のランチにしたが、資料を集めるにもお金がかかるので、食費を削って何とか何とか食べている」

 そんな学生の味方である学食にも「値上げラッシュ」は大きな打撃です。

【東北芸工大 学生食堂 直島幸司シェフ】
「ぎりぎりでやっている。定番のカレーライス・ハヤシライス・ミートソースなど。どうしてもタマネギが上がったのが大ダメージ。使わず作るのが不可能なメニューが多い」

 また メインとなる肉、魚、小麦。さらに調味料なども軒並み値上がりし、材料費はこれまでの「3割増し」に。それでも...。

【東北芸工大 学生食堂 直島幸司シェフ】
「まだ全然値上げをするつもりはない。どうしても学生も(コロナ禍で)バイトとかあまり出来ない状況にあり、その辺も考慮し学食の値段は変えずにいこうという方針なので、ギリギリでやっている」

 価格も量もそのまま。では、増えたコストはどう対処しているのでしょうか。

【東北芸工大 学生食堂 直島幸司シェフ】
「既製品ではなく一から生の肉から作る。カット肉ではなく一本丸ごと仕入れて、カットから始める。仕込みに時間を取られてしまうのがネック、それでも学生においしいものを食べさせたいという気持」

 手作業を増やしたり、仕入れ先を変えたりなどの工夫をしながら仕入れ値を1割ほど抑えています。しかし…。

【東北芸工大 学生食堂 直島幸司シェフ】
「価格が上がることで量を少なくというのは考えていない。材料費が倍くらいになったら考えなくてはいけないかなと」